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☆夏の風物詩 水だんご☆

【藤吉】(とうきち)は、富山県の魚津市にあります。

水だんごの歴史は古く、発祥は魚津市のお隣、黒部市生地地域。
疲れた時にでもつるっと食べやすく、塩味もあることから各家庭で手作りし農作業の合間に食べられていたのが始まり。
1959年(昭和34年)から老舗菓子舗「河田屋」が商品化し、夏季限定で販売したことから富山県東部の夏の風物詩となりました。

水だんごという名前の由来は、湧き水でさらして団子についた打ち粉を洗い流してから、青大豆きな粉をかけて食べるという特徴的な食べ方からきています。

材料は富山県産コシヒカリの米粉、北海道産片栗粉、水のみとシンプル。
付属の青大豆きな粉独特の薄い黄緑色の色味と、独自製法の甘じょっぱい味わいが、水だんごの美味しさをさらに引き立てます。

【藤吉】の本社である(有)大野商店は、水だんごの材料である米粉・きな粉を河田屋に長年卸しており、繁忙期には製造のお手伝いをするなどのご縁がありました。

2012年、河田屋店主より高齢であることや後継ぎがいないことから店舗を閉店するとの連絡が。
水だんごは地元になくてはならないものであり、継承していくべき味であると感じ、河田屋に水だんごを継承させてほしいと相談しました。
長年のお付き合いもあり、快く了承してくださり、現在は【藤吉】で伝統の味を守り続けています。
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☆地元では、水だんごは2種類販売☆

水だんごは、付属のきな粉の違いで地元では2種類販売しております。
◎着色された緑色のきな粉(ウグイスきな粉)
※こちらは、富山県黒部市生地地域 限定品となります。

◎富山県産青大豆使用の薄い黄緑色の天然色きな粉
※水だんご全体の9割がこちらになります。通販商品も青大豆きな粉を使用しています。
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☆青大豆きな粉の復活(なぜ、きな粉が2種類あるのか?)☆

【藤吉】が水だんごを引き継いでから2年後の2014年、水だんごに付属しているきな粉について興味深いお話を伺いました。

「昭和初期に富山県東部は青大豆の生産が盛んで、地元の人は青大豆きな粉を好んで食し、水だんごにも青大豆きな粉を使っていた。しかし、時代とともに青大豆の生産者が減少し、青大豆の入手が困難に。
そこで代替品として緑色に着色されたウグイスきな粉が広まり、水だんごにも使用されるようになった。」と。

このお話を聞き、水だんごのきな粉の原点である青大豆きな粉を復活できないか?と試行錯誤しました。
焙煎の難しい青大豆に苦慮しながら、2017年に富山県産青大豆きな粉の復活に成功!
青大豆のきな粉は大豆きな粉に比べ風味が良く、豆本来の旨味や甘味が強い美味しいきな粉です。

青大豆きな粉はとても美味しいですが、着色のウグイスきな粉も水だんごの歴史の1つ。

【藤吉】では2017年以降、青大豆きな粉付属の水だんごと、地域限定で着色のウグイスきな粉付属の水だんごの2販売して種類をおります。
(通販商品は全て、青大豆きな粉付属となっております。)

もし富山県に来られる機会がありましたら、2種類のきな粉の食べ比べもお勧めです。